「整体の歴史ってどんな風になっているの?」
このような疑問がある方はいませんか?
そこで本記事では、整体の歴史について解説!
小学生にも理解しやすい言葉で紹介しているので、お子さまやお孫さんと楽しみながら読み進めてもらえると幸いです。
整体の始まり
整体の歴史はとても古く、日本の伝統的な手技療法(しゅぎりょうほう)のひとつです。
手技療法とは、手を使って身体の調子を整える治療方法のこと。
整体の歴史は、中国や日本の昔の時代までさかのぼります。
整体の起源は、中国にあります。
中国では、約1500年前から「推拿(すいな)」という手技療法が使われていました。
“推拿”の推は「おす」、拿は「つかむ」という意味で、体の痛みを和らげるために手や指を使って体をほぐす方法のこと。
推拿が日本に伝わり、整体の基礎となったといわれています。
日本への伝来と発展
日本では、平安時代(794年〜1185年)頃に、すでに整体のような手技療法(しゅぎりょうほう)が使われてたといわれています。
そして、江戸時代(1603年〜1868年)になると、整体を専門におこなう人たちが増え、さまざまな技術が生まれました。
たとえば、体のゆがみをよくするための「矯正(きょうせい)」という技術です。
矯正は、骨や筋肉を正しい位置に戻すことで、体のバランスを整える方法のこと。
昭和時代(1926年から1989年)になると、整体はさらに広がりました。
現代の整体
整体は、体のバランスを整え、健康を保つための大切な手技療法として現在も発展し続けています。
整体の基本は「手を使って体を整える」こと。
整体師(せいたいし:施術をする人)は、お客さまの体をしっかりと観察し、どこが痛いのか、どこがゆがんでいるのかを見つけます。
身体の痛みや疲れをよくするだけではありません。
自己治癒力を最大化させて、筋肉のバランスや骨盤のゆがみを整え、再発を予防するのが目的です。
🔻以下の記事では体に負荷のかからない特殊で魔法のような技術について解説しているので、あわせて読んでみてくださいね。
まとめ:私たちが考える整体の目的
私たちが考える整体の目的は、以下のとおりです。
- 体を施術して、自己治癒力を最大化させていくこと
- 同じ痛みでも他の場所から痛みが出ているのではないかと考える推理力
- お客様に体の知識を伝えて、予防ができるようになること
- その人の人生の目的に向けて「心」を見ること
当院では、施術の予約をしていただいた後、まず電話でのカウンセリングをお願いしています。
電話のカウンセリングでは、以下の点をお聞きしています。
- 症状・今まで通っていた病院でどんな施術をしていたのか。また、どんな薬をもらっているのか。
- 仕事や家事の時、どんな症状が出ているのか。
- 家族や職場など、まわりの人の気持ちはどうなのか。
- その症状で、どんな辛い思いをしてきたのか。
以上の点をしっかりと確認し、お客様の感情をしっかりと受け止めます。
あなたのお身体の改善と、心のケアをしっかりとさせていただき、『死ぬまで自分の足で歩いて、最後まで食事をとる』お手伝いをさせていただきます。
🔻以下の記事では、私たちが考える整体の目的を紹介しているので、あわせて読んでみてくださいね。