「寝る前についついスマホを触ってしまう」
「寝ながらスマホを繰り返して肩こりがひどい…」と悩んでいませんか?
この記事では、「寝ながらスマホ」が引き起こす悪影響を院長が解説。
今すぐ実践できる正しいスマホの使い方も紹介するので、ぜひ最後まで読み進め、参考にしてみてください。
寝ながらスマホの悪影響とは
ここでは、寝ながらスマホの悪影響について解説します。
それぞれ詳細を見ていきましょう。
肩こり・首こりになる
寝ながらスマホは、首のS字カーブを失わせる「ストレートネック」を引き起こします。
首のS字カーブは、頭の重さの衝撃を吸収する役割がありますが、ストレートネックになると、クッション機能が失われます。
すると、首の後ろ側の筋肉が常に引っ張られて硬くなり、首こりや肩こりの症状が出やすくなります。
睡眠障害を引き起こす
寝る直前までスマホを見ると、画面のブルーライトが脳に「今は昼間」と錯覚させます。
すると、リラックス時に働く副交感神経ではなく、体を活発にする交感神経が優位な状態が続き、脳と体が覚醒したままになります。
その結果、なかなか寝つけない入眠障害や、眠りが浅くなる症状を引き起こします。
視力が低下しやすい
寝ながらスマホの姿勢は、画面と目の距離が近くなりすぎるため、目に負担をかけます。
その結果、目のピント調節を担う毛様体筋(もうようたいきん)が過度に緊張し、目の疲れやかすみ(眼精疲労)が起こります。
すると、視力低下につながるケースがあります。
斜視になりやすい
寝ながらスマホは、斜視のリスクも高めます。
顔と画面の距離が近いので、左右の目は、眼球を内側へ寄せようとします。
すると、目のピントを合わせる筋肉に負担がかかります。
その結果、片方の目の視線がずれてしまう「急性内斜視」を引き起こす可能性があります。
腰の痛みが出やすい
柔らかい布団の上で寝ながらスマホを見る際、背骨や骨盤が歪んだ状態が続きます。
その結果、腰回りや背中の筋肉にかたよった負荷がかかり、血行不良を引き起こします。
この状態が長く続くと、腰の痛みや、背中の張りといった症状が現れます。
さらに、骨盤の歪みを悪化させ、反り腰の原因にもなりかねません。
肩こりや首こりを防ぐスマホの正しい使い方
ここでは、肩こりや首こりを防ぐ、スマホの正しい使い方を紹介します。
それぞれ詳細を見ていきましょう。
①うつ伏せでスマホを使わない
肩こりや首こりを防ぐスマホの正しい使い方は、うつ伏せでスマホを使わないことです。
おすすめの方法は、仰向けで寝てスマホを見ること。
そして、手を伸ばした状態でスマホを見て、腕が疲れたら休憩の合図にしましょう。
正しい使い方を意識することで、姿勢の悪化を防ぎます。
②長時間の使用は避ける
長時間の使用は避けるのも、肩こりや首こりを防ぐスマホの正しい使い方です。
SNSや動画視聴は夢中になりやすく、数十分があっという間に過ぎてしまいます。
その結果、ストレートネックや眼精疲労、睡眠不足といった悪影響に繋がります。
体への負担を防ぐため、タイマー機能を活用し「15分経ったら終わりにする」といったルールを決めて、 長時間の使用は避けましょう。
寝る前にスマホを触ってしまう原因
寝ながらスマホをやめたいと思っても、つい手が伸びてしまう原因は以下のとおりです。
- 日中のストレスや、不安から逃れたい心理がある
- SNSには次々と情報が流れてくるため、ついつい長時間見てしまう
これらの要因が組み合わさり「スマホを触らないと落ち着かない状態」が習慣になってしまいます。
その結果、寝ながらスマホが悪影響だと理解していても、手放せなくなってしまう人が多いのです。
寝ながらスマホをしないようにするための対処法3つ
ここから、寝ながらスマホをしないようにするための対処法を紹介します。
それぞれ詳細を見ていきましょう。
①寝室にスマホを置かない
寝ながらスマホをやめる効果的な方法は、寝室にスマホを置かないことです。
手の届く範囲にスマホがあると、無意識のうちに手が伸びてしまいます。
SNSの通知や、メッセージが気になってスマホを触る状況を避けるため、就寝時はリビングや別の部屋で充電する習慣をつけましょう。
アラームが必要な場合は、目覚まし時計を使い、寝床とスマホを切り離してください。
②スマホ以外でリラックスできる方法を取る
スマホ以外でリラックスできる方法を取るのも、寝ながらスマホをやめる習慣の一つです。
たとえば、以下の習慣を取り入れましょう。
- 温かい飲み物を飲む
- 読書
- ストレッチ
- 音楽を聞く
このような行動は、脳と体を落ち着かせる効果があります。
習慣化することで「スマホを触らないと落ち着かない」という状況から、離れていくことができます。
③ホットアイマスクをつけて寝る
寝る前のスマホ操作をやめるには「目を閉じる」ための強制的な習慣を作ることもおすすめです。
たとえば、ホットアイマスクを活用すること。
物理的に目を覆うことで、「通知が来ていないか」「少しだけ見たい」というスマホへの誘惑を断ち切りやすくなります。
さらに、目元を温めることでリラックスを促す副交感神経が優位になり、寝ながらスマホをする前に自然と眠りにつきやすくなります。
まとめ:身体に負担がないようスマホを使いましょう
この記事では「寝ながらスマホ」が引き起こす悪影響について、紹介しました。
最後に記事のおさらいをしましょう。
寝ながらスマホの悪影響は以下のとおりです。
- 肩こり・首こりになる
- 睡眠障害を引き起こす
- 視力が低下しやすい
- 斜視になりやすい
- 腰の痛みが出やすい
スマホの正しい使い方を意識し、健康的にうまく付き合っていきましょう。
当院では、お客さま一人ひとりにしっかりとカウンセリングをし、自宅での指導や、通院頻度の提案もしています。
あなたに合わせた症状の予防法をお伝えし、再発しないことを目指します。
不安や悩みがある方は、どんな些細なことでもよいので、気軽に相談してみてくださいね。
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